- ストーカー -

あるところにストーカーに悩む女性がいました。

彼女は朝起きてまず歯を磨くのですが、
その間も窓からの視線に悩まされています。
見られていると思っているようですが
実際に彼女がそちらを見ても何も見えません。

次に朝食を食べるのですが
この時はあまり視線を気にせず食べることが出来るようです。
リビングはカーテンを閉め切っているので
さすがのストーカーも見ることは出来ないのでしょう。

さて、会社へ出勤する彼女は周りにビクビクしながら
駆け足で駅へと向かっていきます。
途中、ストーカーに追われている気配を感じたので
狭い路地を通るも、回り道されているようで
まったくストーカーに対しての効果はなかったようです。

駅に着いた彼女はなるべく人の多い車両に乗り、
ストーカーを撒こうとしますが
これも効果はないようで別車両から監視されているようです。

彼女は電車から降りるとタクシーを使って
会社に移動するみたいです。

と思いきや別の小道に逸れていきました。
どうやらタクシーだと思っていたのは
友達の車だったようです。
この後どこへ行くのか知りませんが恐らく
ストーカーに見つからないうちに引っ越すのでしょう。

上手く小道を使って彼女はストーカーを撒いたみたいです。

逃げられた逃げられた逃げられた逃げられた逃げられた
どうしてどうしてどうしてどうしてどうして
順調だったのに順調だったのに順調だったのに順調だったのに

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